お家づくりを始めるにあたって吹抜や高天井、スキップフロアのあるお家に憧れを持っている方は多いことでしょう!開放的で明るい空間やおしゃれで毎日の生活が楽しくなりそうな空間などを演出でき、昨今の高断熱・高気密の住宅とも相性は良く、根強い人気を誇ります。この記事ではそんな吹抜けありの住宅の実例や採用する上でのポイントをご紹介していきます。お家づくりを検討している方で吹き抜けを取り入れるかどうかで悩んでいる方がいたらぜひ参考にしてください!!
吹抜け住宅の実例
一条工務店↓

住友林業↓

トヨタホーム↓

タマホーム↓

高天井住宅の実例
ミサワホーム↓

大和ハウス↓

スキップフロアの実例
アイ工務店↓

ミサワホーム↓

ヤマト住建↓

スキップフロア、勾配天井は平家とも相性抜群!
最近の流行りである平屋ではスキップフロアや勾配天井など、高さに変化を持たせた空間づくりも人気です。
スキップフロアの場合は小屋裏空間などを有効活用してリビングをより広く見せたり、くつろげる居場所や収納スペースを作る設計が多いです。その他には勾配天井を作って天井材にこだわることで空間の広がりにおしゃれさをプラスしているようなものが例として挙げられるでしょう。
高さに変化を持たせた住まいというのはつながり感や開放感で満足感を与えてくれますのでリビングでの自分だけの居場所を作りたい、明るくてのびのび過ごせる空間が好き、という思いがあるなら是非とも採用して欲しいと思います!
吹抜け、高天井、スキップフロア、勾配天井どれを選ぶべき?
高さに変化を持たせた空間づくりでは今まで紹介してきたようにいくつか種類があります。それぞれに一長一短ございますので見た目やおしゃれさだけで判断するのではなく使い勝手や機能性についてもよく考慮の上、採用を決めましょう。
吹き抜けのメリット・デメリット

注文住宅といえば吹き抜けとも言えるくらいに吹き抜けは開放感が抜群で非常に人気もありますがその反面、デメリットも多くありますので自分のライフスタイルとよく相談することが大切です
吹き抜けのメリット
- 開放感
- 窓から入る陽光の明るさ
- 上下階のつながりを演出できる
- 鉄骨階段との組み合わせでおしゃれ空間にできる
吹き抜けのデメリット
- 冷暖房が効きにくい場合がある
- 高所、窓の掃除がしづらい
- 隣家から覗かれやすい
- リビングの音が上階に聞こえる
- 料理の匂いが上階に上がる
- ベランダを吹き抜けに隣接させる場合、洗濯物がリビングから見える
吹き抜けのデメリットは様々ありますが分かっていれば対策をすることは可能です。冷暖房の効きについて、最近は高断熱住宅が基本ですのでシーリングファンの使用、畳数の大きいエアコンの採用、全館空調の採用、などの対策で気になることは少ないでしょう。一番気になるのはおそらく音問題です。リビング階段の場合は扉付きにしたり2階の寝室は吹き抜け空間と廊下を挟むような間取りであれば大きな後悔とはならないでしょう。
高天井のメリット・デメリット

高天井は吹き抜けのデメリットを無くしつつ、上部のスペースを有効活用する手法です。収納に不安がある場合には吹き抜けではなく高天井を採用することをおすすめします。
高天井のメリット
- 開放感
- 窓を高所に取れるために明るい
- 部屋が広く感じられる
- 高天井の上にさらにスペースを取ることができるために吹き抜けよりも空間を有意義に利用できる
高天井のデメリット
- 高天井の天井高を高くすると上部の部屋の天井高が低くなる
- 高所の掃除がしにくい
スキップフロアのメリット・デメリット

スキップフロアはアイデア次第で他とは一味違う空間構成が可能です。天井高が低くなったスペースには和室やおこもり空間・ワークスペースやインナーガレージなどを作ることが可能で、逆に天井の高くなったスペースにはセカンドリビングや趣味スペースなどを作ることも可能です。
スキップフロアのメリット
- リビングと間接的につながった部屋をたくさん配置することができる
- 天井高の調整で階段下を有効活用できたり(勉強スペースやインナーガレージ、和室など)逆に天井高の高い開放的なセカンドリビング空間を作ることが可能
スキップフロアのデメリット
- 階段での移動が増える
- スキップフロア部分が大きいと寝室のスペースが狭くなる
リビングの一角を床から上げたり、下げたりする手法もスキップフロアの一種と言うことができます。ワークスペースを床から上げたり、リビングを床から下げるダウンフロアなどで空間に変化を与えると空間に面白みを感じることができるでしょう。反面段差による高低差ができて人によっては不便と感じることもあるためよく考えての採用が大切になります。
勾配天井のメリット・デメリット

勾配天井のメリット
- 空間に変化、広がりを持たせられる
- 小屋裏空間とのつながりを演出できる
- 天井材にこだわることでおしゃれな空間にできる
勾配天井のデメリット
- 天井が平坦ではないためデザイン的に好き嫌いが分かれる
- 屋根までの距離が短くなり屋根からの熱の影響を受けやすくなる
高さに変化をつける空間構成は費用がかかり広さも必要
吹き抜けなどは通常のお家を作るより費用がかかってしまいます。現実的な話をすると家事の効率や部屋の広さの確保などができていることが最低条件で、そこにプラスで吹き抜けなどを採用していくという流れが良いでしょう。
最初から吹き抜けを希望するのはもちろん良いのですが提案をもらった間取りを見て吹き抜けがあることによって明らかに他の部屋の広さや使いやすさに皺寄せがいっている場合、諦めるのも大切です。
2階を丸ごと使ってしまう吹き抜けでなく天井高を通常よりも20cm上げることも各ハウスメーカーではオプションとして用意がありますので検討してみましょう!
縦空間のお家づくりを成功させるためのポイント!

縦空間を希望する理由をはっきりとさせる
まずは吹き抜けや高天井を希望する理由を明確にしておきましょう。理由の内容によって吹き抜けか高天井か勾配天井かなどか変わってきますし、間取り的に難しいのであれば内容次第で代替案も考えることができます
吹抜、高天井、スキップフロアなどを採用する主な理由
- 開放感が欲しい
- 参考にした写真と同じにしたい
- 明るいリビングにしたい
- リビングとのつながりがある空間を作りたい(書斎やセカンドリビングなど)
- 吹き抜け階段を採用しておしゃれにしたい
例えば明るいリビングにしたいなどは必ずしも吹き抜けにする必要性はありません。リビングの間口を広く取り窓を連続させることで明るく開放的なリビングとすることは十分にできますので必ず吹抜けが欲しいわけでなく空間も限られている場合は他の案も検討してみましょう。もちろん隣家が迫っていて暗いリビングになりそうな場合は吹き抜けは非常に有用な手法になります。
何となく良さそうだから採用はNG
吹き抜けは空間が余った時にも採用されることがあります。しかしながらここまで説明したようにデメリットも存在するために採用できるからという理由だけで取り入れることには注意が必要です。
費用もかかりますので優先順位をつけ、もし水回り設備やその他のオプションなどに費用を回したいとと言うことであればそれらを優先する方が満足度の高いお家になっていくことでしょう。
デメリットを消す工夫を盛り込む
縦空間の構成は開放感が得られる一方、デメリットもありますので事前に対策することで居心地の良さを確保して行きましょう
吹き抜けのデメリット対策
- 冷暖房は大きめの畳数のものを選ぶ(2台設置も視野に入れましょう)
- 断熱等級を1ランク上げる
- 2階の寝室を吹き抜けから離す、壁や扉で分離する
- 高所の窓には電動のロールスクリーンを設置しておく(眩しさ対策)
- 軒を深くとる(日射調整)
- 対策とは違いますが吹き抜けの掃除はロングモップ、ワイパーなどを使う(1年に1回ほど)
- 照明器具は天井に取り付けるのではなく可能な限り壁付けのものを採用し交換の際の費用を減らす(高所の照明器具の交換は場合によっては足場設置が必要なため数十万の出費になる可能性があります)
今時の住宅は吹抜けを採用するには有利!

今時の住宅は性能も向上してきており吹抜けを採用することに昔ほどのデメリットはないと考えます。掃除だけは確かに少し手間かもしれませんが、それ以外であれば対策は可能です。
むしろどんどんと敷地が狭くなってきている今時の住宅こそ吹抜けや高天井を採用した方が良いと私は思っております。中途半端でなく思い切ってリビングを吹抜けや高天井にすると一気に広く感じられますのでぜひ参考の写真などを検索してイメージを膨らませていって欲しいです。
まとめ
吹抜け、高天井、スキップフロア、勾配天井は注文住宅の醍醐味ですので是非とも採用を検討してみて欲しいです。明るさや開放感など得られる効果は絶大ですし、リビングの一角をワークスペースとするなどにはうってつけの手法ですのでリビングにいながら自分だけの居場所があるお家を作りたいと考えているなら1つの選択肢として持っておいていただきたいです。
デメリットも様々ありますが理解した上で採用するのであれば後悔の度合いも下がるでしょうし、何より空間を広く感じられるメリットの恩恵を十分に受けられるでしょう!!
