給湯器の選び方!暮らしに合わせて最適な給湯器を選ぼう!!

家づくり情報

お家づくりを進めていくにあたって必ず選ばなければならないのが給湯器です。「さまざまな種類があってどれを選んで良いかわからない・・・」と感じる方も多くいらっしゃいます。この記事では給湯器の基本の性能と選び方や費用についてご紹介して行きます。

給湯器選びは暮らしと密接に関わってくるためにしっかりと考えて選ばないと後からの大きな後悔につながる要素です。長く付き合っていくものですので各給湯器の特徴を把握して自分に合った給湯器を選んで賢く快適に生活できるよう事前知識をつけてみてください。

お家で使用するエネルギーのメインは電気かガスか?

ガス給湯器 電気給湯器

給湯器を選ぶにあたってお家で使うメインのエネルギーを決める必要があります。ガスと電気の併用なのか?電気のみのオール電化なのか?

これは月額の支払いや使用できる設備に関わりますので良く考えて決めましょう。

電気の基本料金の目安 ¥2000/月
ガス基本料金の目安 ¥1500/月

ガス電気併用

ガスと電気の両方が使えるメリットがありますがガスと電気の両方の基本料金がかかるためにオール電化よりかは月々の支払いが高くなる傾向があります。

  • ガス設備が使用できる(衣類乾燥機乾太くん、ガス炊飯器、ガス暖房機など)
  • コンロで直火を使用できる(ガス火はIHコンロより油汚れがひどくなりやすい)
  • 浴室のシャワーなどの水圧が弱いという不安がない
  • 初期費用が割安

オール電化

オール電化はお家で使用するエネルギーがすべて電気になります。太陽光や蓄電池とは相性が非常に良いので組み合わせ次第では月々の支払いを極限まで減らせることが可能でしょう

  • コンロがIHになり掃除のしやすさと安全性の向上につながる
  • 太陽光の恩恵が最大限に受けられる
  • 電気給湯器は浴室のシャワーが弱いという声が一定数ある
  • 初期費用がガス給湯器に比べて高額

給湯器の主な4種類

給湯器には様々な種類があります。まずはどんな種類の給湯器があるかを把握しましょう。主な給湯器には以下があります。

  • エコジョーズ
  • エコキュート
  • エコワン
  • エネファーム

ハウスメーカーが提案する給湯器は上に挙げているものがほとんどです。まずは各給湯器の大まかな特徴をご紹介して行きます

エコジョーズ

エコジョーズ

エコジョーズは簡単に言えばガスでお湯を沸かす仕組みの給湯器です。給湯器はお家の周りに設置されるのですがエコジョーズはエコキュートなどと比べると省スペースですので敷地が狭くても設置しやすいメリットがあります。

エコジョーズの初期費用は30万円前後です。初期費用としては最もお得です。

ガス給湯器を選ぶ際にはお家が立つ土地に都市ガスが通っているかの確認を怠らないようにしましょう。土地の前を通っている道路の地下にガス管が通っていれば敷地内にガスを引き込むことが可能です。

都市ガスが通っていない場合、ガスを使用するにはプロパンガスを選択する必要があります。ガスが入っているボンベを敷地内に置いておき、定期的に業者が交換に来るというものです。都市ガスよりも月々の費用が高くなりやすいので都市ガスが通っているかどうかは給湯器選びの大切な判断材料となります。

エコキュート

エコキュート

エコキュートは電気でお湯を沸かす給湯器です。エコキュートは貯湯タンクというものが必要になります。価格が上がるのですが薄型もありますので敷地に余裕がない場合は薄型のエコキュートを採用しましょう。

貯湯タンクがあると災害時にタンク内の水を使用可能ですので対災害においてもメリットが発揮されます。

エコキュートの初期費用は50〜80万円ほどです。容量や薄型や高圧など機能によって価格が変わってきます。太陽光との組み合わせでは最も効率の良い給湯器ですのでオール電化の場合はエコキュートを選んでしまえば後悔することはないでしょう。

エコキュートの容量について

エコキュートの容量は基本的には家族の人数によって370Lと460Lから選ぶことが一般的です。3〜4人家族であれば370L、4〜6人なら460Lといった選び方になります。お湯を使う時間帯が家族でかぶっていたり、お湯切れの心配がある場合には460Lを選びましょう。

またエコキュートは必ず高圧タイプのものを選んでください。シャワーの水圧が弱いという声は昔からありますので高圧にしておくと給湯器が劣化しても水圧が弱いという悩みを抱えなくて済むことでしょう。

エコワン

エコワン

エコワンはガスと電気のどちらでも給湯ができるハイブリッド給湯器と呼ばれるものです。貯湯タンクがあり基本は電気でお湯を沸かし、湯切れを起こしたらガスでお湯を沸かすので湯ぎれのデメリットがありません。

床暖房を採用するお家で国の補助金を受けるためにハウスメーカー側からエコワンを勧められることもあるでしょう。床暖房などのたくさんエネルギーを使用する設備は住宅の性能を落とす設備になりますのでエコワンで補い、国の基準を満たしてしっかりと補助金を受け取り、今後の光熱費の削減にも繋げていくと採用のメリットを最大限にできるでしょう。

エコワンであれば太陽光との親和性もあるが初期費用の高さを回収できない可能性は多いにある

エコワンには昼間の太陽光の発電を利用して効率よくお湯を沸かす機能があります。そのために年間の光熱費はガス給湯器単体に比べて安くできますし、ガスを利用していても太陽光の恩恵を受けやすいです。

しかしながらエコワンは初期費用で100万円ほどかかりますので投資した金額を光熱費削減で回収できない可能性があります。ただ電気料金は今後も上がり続けるでしょうからそういった不安をできる限り払拭するという上でもエコワンを選択することは間違いとはならないでしょう。

エネファーム

エネファーム

エネファームは基本のガス給湯機能に加えてガスで発電を行い電気代の削減にも繋げられる給湯器になります。エコジョーズやエコキュートとの最大の違いは電気をエネファームのみで生み出すことができる点にあります。

エネファームの最大のメリットは災害時に強いことにあります。ガス給湯を行うことで電気を生み出すことが可能ですので停電時にも電気を生み出す機能で災害に備えられます。

エネファームは元が取りにくい

エネファームは初期費用が200万円近くとかなり高額な給湯器になります。さらに発電を行うにあたって給湯機能を使用する必要がありますので発電量が増えるとガスの使用量も増えてしまい全体的に光熱費は減りにくいです。

エネファームを採用しても良い人はガスの使用量、つまりはお湯の使用量が多い家庭です。ミストカワックや頻繁にお風呂やお湯を使う家庭、温水床暖房を日常的に使用するなどのご家庭は電気代の削減にもつながるので一石二鳥と言えるでしょう。

給湯器の選び方

給湯器の選び方

ここからは給湯器の選び方を簡単にご説明します。

オール電化の家庭はエコキュート

お家がオール電化の場合は特に悩むことなくエコキュートで問題ないでしょう。太陽光発電の恩恵を最大限に受けられて光熱費を電気代に1本化できますので光熱費削減的にも初期費用的にも最もお得と言えると思います。

ガス電気併用で初期費用をとにかく抑えたい方はエコジョーズ

エネルギーでガスを一部でも使用する家庭なら基本はエコジョーズをおすすめします。エコジョーズは初期費用が最も安価でかつシャワーの水圧などにも安定性がありますので価格面や機能面で後悔につながる可能性はほとんどないでしょう。

ガスを使用してかつ太陽光発電や蓄電池がある家庭はエコワン

エコワンはガスと電気のどちらでもお湯を沸かすことが可能ですのでガスを使用しておりかつ電気代の削減につながる設備(太陽光や蓄電池)を採用している家庭にはおすすめできる給湯器です。

ここで悩むのはエコジョーズとどちらがおすすめかという疑問ですが、将来の電気代の高騰に不安を持っている、ZEH住宅の基準を満たす太陽光が載っているのであればエコワンを採用すると月々の光熱費を削減しやすくなり初期費用を回収するまでの期間が短くなりますのでそういった場合には初期費用を投資してでもエコワンを採用するメリットは多いにあるでしょう。

特定の設備を採用しているまたは災害に強いお家にしたい場合はエネファーム

エネファームを採用しても良いご家庭はミストカワック、温水床暖房、お湯をよく使うなどの特徴がある場合です。またエネファームは災害に備えるという意味でも採用する価値のある給湯器です。

しかしながらエネファームは採用したからといって初期費用を回収するのは容易ではない給湯器というのは覚えておいた方が良いでしょう。上記の条件にすべて当てはまり、資金に余裕があれば採用を検討してみましょう。予算に余裕がないならば他の設備に回した方が満足度は上がることが多いとは思います。

まとめ

ここまで給湯器について特徴、費用、選び方についてご紹介してきました。難しいことを考えたくない場合はひとまずエコジョーズかエコキュートを採用しておけばまず間違いはありません。

今後蓄電池の普及が予想されますのでガスを使用するご家庭ではエコワンを採用することでメリットも大きくなり得ます。ぜひ検討してみてください。

給湯器選びはなんとなく難しそうに感じますが基本がわかると難なく自分にあった給湯器を選ぶことができますので事前知識をしっかりとつけて営業マンの言いなりになるのではなく理解した上で自分からこの給湯器を採用したいですと提案できると後からの後悔を防げるでしょう!!!

タイトルとURLをコピーしました