窓についての後悔というのは情報収集をしていると必ず見かけることと思います。「ハウスメーカーから提案されている間取りの窓配置で本当に良いかどうか?、後悔しないかどうか?」は一目で判断するのは非常に難しいです。
この記事では家づくりにおいて窓の具体的な後悔事例を挙げさせていただき、それに対する解決策を提案しています。窓の後悔を事前に防いでいってくれたら嬉しいと思いますので、窓を検討する前にぜひ一度知識を付けてみてください!
窓の後悔は悩みも深く種類も様々
窓の後悔は後から対策できないものもあり深い悩みに発展する可能性もある非常に重要な要素です。また悩みの種類も本当に様々で、窓だけで10近い後悔を挙げていますので参考にしてみてください。
①LDKが暗くて後悔

窓の後悔で一番避けたい後悔として挙げるのがLDKが暗いという後悔でしょう。
解決策:リビングの明るさは隣家からの離れに左右される
リビングの明るさを確保するために一番大切な要素は隣家からの離れになります。南面のリビングに大開口の窓をいくら付けても隣家からの距離が取れていないと必ず暗いリビングになります。
まず道路が建物の南面に面している場合はものすごく高い建物が立っていない限りはリビングを南面に配置して大開口の窓をとってあげれば暗いリビングになるという心配はないでしょう
そのほか東西北に道路が面していて南面に隣家が迫っている場合は道路側に向けてLDKを配置するか南面に吹抜けや高天井を設けて採光を確保することで明るいLDKとすることができるでしょう。
②窓を大きく取りすぎて後悔
窓を取りすぎて後悔という声も見かけます。具体的には窓を取りすぎて後悔する代表的な事例としては以下があげられるでしょう。
- 夏が暑く、冬が寒い
- 家具を配置するスペースがなくなってしまった
- 掃除の手間が増えてしまった
解決策
単純な解決策にはなりますが上記の後悔を防ぐためには必要な窓を最低限にすることが大切です。LDKは開放感を出すためにも目一杯の大開口の窓を設けても良いですが、将来家具を置くかもしれない、掃除が必要という認識は持っておくようにしてください。
窓が最低でも必要な部屋というのは
- LDK
- 寝室(1箇所でも可)
この2部屋のみです。掃除の手間や冷暖房効率を重視するのであれば不必要な窓を減らすと費用も削減できますので満足度の向上につながるでしょう。
③窓がなくて後悔(洗面、キッチン、玄関)
窓がなくて後悔するパターンは部屋が暗く感じるからになります。よく見かける後悔する場所としては洗面、キッチン、玄関が多いでしょう。
解決策
小さくとも良いので明かり取りの窓をとってあげると自然光が入り込みます。現在のお住まいで洗面やキッチン、玄関などで暗さを感じたことがあるようでしたら窓を設置することをお勧めします。
設置する窓の種類ですが基本はFIX窓をお勧めします。洗面・脱衣室は高所に窓を設置したり洗濯機の奥に窓を設置することが多く開閉はしにくい為FIX窓としておくと良いでしょう。キッチンや玄関の窓については自然風を取り入れたい場合は開閉できる窓としましょう。しかしながら昨今のお家は換気システムが取り入れられているので必ずしも通風を意識する必要はありません。
④窓を付け過ぎて後悔

逆に窓を付けて後悔したという声もあります。
- 東西に窓をたくさん設置しすぎて暑い部屋になってしまった
- 窓をたくさん付けたことで床が変色してしまった
- 開閉窓なのに全く開けない
解決策
窓をたくさん付けたいというのは明るく開放的なお家にしたいというのが大きな理由でしょう。そういった希望がある場合に窓を多く取ることは決して間違いではありません。
しかしながら窓の向きと用途については事前に検討しておく必要があります。特に東西の日射については非常にきついので窓を設置する際には庇やブラインド・カーテンなどとセットで検討を行うようにしましょう。また用途においても開け閉めを本当にするかどうかはよく考えておいてください。自然通風は離れた2ヶ所の窓があれば事足りますので開け閉めする窓というのはLDKの窓を除いて必要最低限にしておくのが良いです。
⑤視線が気になり後悔

窓の後悔の中でもかなり深刻な悩みになりやすい後悔が視線が気になる後悔です。
解決策
道路に面する窓については通行人から室内を覗かれやすくなりますので目隠しフェンスを設置できる余力を敷地に残しておけると後からでも対策もできますので検討してみてください。
隣家からの視線についてはまず窓が被らないようにハウスメーカーにお願いしておきましょう。その上で2階から覗かれそうだと感じたら庇や軒の出(屋根)で上からの視線をカットすることが大切です。
そのほか吹抜けや高天井などの高い位置に設置された窓から覗かれる心配についてはスリガラスにするか開閉位置を調整できる電動ブラインドなどを取り入れると良いでしょう。
⑥眩しくて後悔
南面に大開口の窓を設置したのはいいものの直射日光が目に入りまぶしいリビングになってしまった。
解決策
単純にリビングに大きい掃き出し窓をつけるだけでは眩しいリビングになります。これは掃き出し窓の高さが高ければ高いほど眩しく感じてしまいます。こういった後悔を避けるポイントしては庇をつけることが大切です。
具体的な商品でいくとYKKのルシアスひさしやルシアスバイザーという商品であればしっかりと眩しさを軽減してくれますしおしゃれさも兼ね備えています。その分値段はするのですが・・・
軒の出の関連記事もございますので理解を深めたい方はぜひ読んでみてください↓

⑦シャッターを付けて後悔
手動のシャッターを付けたが、基本使用していない。
解決策
引き違い窓には標準でシャッターが付いているハウスメーカーもあります。まず本当に必要かどうかはしっかりと検討してみてください。特に手動のシャッターを上げ下げして開けるのは結構めんどくさいので人によっては下げなくなる可能性があります。
こういった後悔を防ぐためにまずシャッターが不要な場合は無くしてしまい、必要な場合は電動シャッターに変えてしまいましょう。電動であれば上げ下げの手間はなくせます。しかしながら窓のシャッターを全て同時に開閉することができないメーカーもありますのでそこは要確認すべきポイントになります。
⑧外観がイマイチで後悔

室内の間取りにばかり意識がいっていて気づいた時にはダサい外観になってしまっていた。
解決策
家の顔とも呼べる外観ですができることならスタイリッシュな外観にしたいと思うのが普通だと思います。ポイントとしてはまず窓の縦と横のラインを可能な限り揃えてあげましょう。
そのほかメインとなる外観部分には引き違い窓を可能な限り付けないようにしてあげると窓の線が減りますのでスッキリと見えて洗練された外観に近づくでしょう。
⑨虫が室内に入ってくる窓で後悔
窓を開けた時にどうしても窓から虫が入ってきてしまい後悔
解決策
窓を開けた際に室内に虫が入ってくる窓というのは縦滑り窓や横滑り窓でかつ手動のハンドル(カムラッチハンドル)で操作するものになります。手動で操作するハンドルは網戸を開けてからでないと窓の開閉ができませんのでそのうちに虫が室内に入り込んでしまします。
そういったことを防ぐために滑り出し窓系については網戸を開けなくとも操作可能なオペレーターハンドルを採用してください。ただしオペレーターハンドルの場合は網戸を簡単に外すことはできませんのでその点については覚えておいて欲しいです。
⑩エアコンが設置できない
窓の配置によってエアコンがつかなくなってしまった
解決策
リビングや寝室などのメインのお部屋であればハウスメーカー側も気をつけているはずなので基本は大丈夫かと思います。しかし書斎やマルチルームのようなエアコンを将来設置するかどうかわからない部屋についてはしっかりとエアコンをつけるかどうかを考えておき、つけるのであればエアコンを設置できるように窓を取り過ぎず壁を残しておきましょう
最近の住宅では窓は必要最低限が正解

最近の住宅は高気密・高断熱のお家になってきており、換気も機械で行うために断熱性能を下げてしまう窓は必要最低限で良いと言われています。
しかしながらお家で一番長い場所を過ごすLDKは可能な限り大きな窓を設けて開放的にすると満足度の向上につながるでしょう。
採光が必要な場所には明かり取りの窓を付け足す
窓が少なすぎるの後悔でもご紹介した通り明るさで不安を感じるならば窓を付けおきましょう。吹き抜けなどでは明るさのために設けた窓から眩しい光が入ってきたり暑い直射光が入ってくることもあり得ますので可能な限り電動のロールスクリーンを採用しておくことをおすすめします。
まとめ
窓の後悔というのは人によっても捉え方が変わる難しい要素です。特に日当たりは隣家の影響などもあるためしっかりと日照シミュレーションを行うことが大切だと考えます。この日照シミュレーションもあくまでもシミュレーションですので実際の暗さや明るさとは感じ方が異なる可能性もありますが少なくとも日射の当たり方は目で確かめることが可能ですのでぜひハウスメーカーに依頼してみて欲しいです。
その他、窓の後悔をかなり防いでくれる要素が庇と軒の出(屋根)でしょう。お家の正面に庇や軒の出もなく大きな掃き出し窓があるお家は眩しさや直射日光の暑さの不快感を感じる可能性が高い為に特に気を付けて欲しいと思います!!

