「太陽光発電は載せない方が良いのかどうかわからない」「載せたらどんなメリットがあるか詳しく知りたい」などの疑問はよく見かけることが多いです。そんな疑問についてこの記事では解説をしています。
最近は太陽光発電は元が取れないと発信している情報メディアもいくつか見受けられます。しかしながら実際に太陽光を取り扱う会社にシミュレーションをとると10〜15年でしっかりと元が取れるようなシミュレーションが上がってきます。
実際に太陽光を載せて得をするかどうかは太陽光の載せ方や電気の使い方などによって異なるために自分のお家では太陽光を乗せることでどれくらいのメリットがあるかをしっかりと把握した上で検討ができるようになりましょう。太陽光は金額が大きく、おすすめされたから太陽光を載せるという安易な考えではものすごい大きな後悔につながる可能性がありますので特に注意してほしいです。
太陽光発電は元が取れるのか
「太陽光パネルを載せると元が取れるのかどうか」これが知りたいという方がほとんどだと思います。結論から言わせてもらうとほとんどの人は太陽光発電で元は取れると私は考えます!
さらに長期投資と同じく長く使い続けられればそれだけ節約効果を発揮してくれますので家計的にはトントンどころか大きなプラスとなってくれる非常に心強い設備なのです!
太陽光発電設備は10〜15年で元が取れる設備

ネットで「太陽光 シミュレーション」と検索してみてください。よく設置される太陽光容量の5kwで大体1年に10万円ほど光熱費を安くしてくれるイメージとなります。こうなると太陽光発電設備代を回収するのに約10〜15年の年数が必要となります。
太陽光パネルは30年は壊れない、パワコンは15年で壊れる
太陽光発電は費用面で100万円〜200万円がかかりますが年々より良いものが出てきており最近のものでは30年ほどの耐用年数を持っています。
それ以外に太陽光を設置すると必ずセットで必要になるのが太陽光で発電した電力を家庭で使用できる電力に変換できるパワーコンディショナーという機械になります。こちらは20〜30万円ほどの費用で15年がおおよその耐用年数となります。
こう考えると太陽光発電を設置すればパワコンの交換は発生しますが10〜15年で設備代を回収でき、その後15年間は太陽光が壊れるまで上がり続ける電気代を賄ってくれる非常にコスパの良い設備なのです。
設置面は南が基本、東西に載せるとそれだけで効率20%ダウン
太陽光パネルを屋根面に載せる時に検討いただきたいのが太陽光パネルを設置する屋根面の方位です。南面であれば良いのですが東西面の屋根に設置するとそれだけで太陽光パネルの効率というのは20%程ダウンします。
先ほど年間で10万円ほどの経済効果が得られることをお伝えしたのですが太陽光の効率が20%ダウンするとそれだけで年間2〜3万円損することになります。
補助金を受け取るためなら仕方のないことですが太陽光を採用するからには南面設置に必ずこだわってください。
シミュレーションの罠、5年以降は売電収入が落ちて効率はダウンする
太陽光のシミュレーションはネットで検索すると検討が可能なのですが、このシミュレーション結果で1つ見落としがちなのが売電の価格です。
国の制度で4年後以降は売電収入の金額が半分以下に落ちます。こうなると当初のシミュレーションとはまた違う結果となり、ここでも20%ほどの効率ダウンにつながるのです。効率がダウンしても設備代の回収はどちらにせよできるのですが知識として知っておいてほしいです。
ガス併用住宅でも太陽光発電は載せるべきなのか

太陽光発電はオール電化住宅が最も効果を発揮するのはいうまでもありませんが、ではガス併用住宅で太陽光発電を乗せても良いのか?と疑問に思いますよね。
答えはガス併用住宅でも太陽光発電は載せるべきです。将来的に電気代は高騰するでしょうから太陽光を設置しておくと心の安心にもなりますし、オール電化より太陽光発電代金を回収するのは3〜5年ほど遅くなりますがやはり長く使い続けるほどにお得な設備となりますのでガス併用住宅でも太陽光発電は設置すべきと言えます。
ガス併用住宅の場合、電気で給湯を行うことができるハイブリッド給湯器を選択することも1つの選択肢です。給湯器選びについては別記事でご紹介をしています。

太陽光発電はメンテナンスのかかる屋根に載せるな

太陽光発電を設置するときに必ず注意してほしいのが屋根材になります。メンテナンスの発生しやすいスレート屋根を選択することは避けてください。
屋根のメンテナンスが発生するとそのために太陽光を一度外さなければならなくなり、追加で何百万円という大金を支払う可能性が出てきてしまいます。
こうなると大後悔につながりますので太陽光を載せる場合には耐用年数の長いガルバリウム鋼板か瓦の屋根とするようにしてください。
屋根一体型はとりあえずやめておいたほうが無難
太陽光には屋根と一体となってスッキリとした外観とすることができる屋根一体型太陽光という商品があります。屋根と一体なので何かのメンテナンスが必要な際に高額な請求がきたり、発電効率が落ちやすいデメリットがありますので基本は採用しないのが無難でしょう。
設置するパターンとしては南面が家の正面に向いていて尚且つ平屋で屋根面が見やすい場合に採用の検討の余地があると言えます。しかしながらいくら屋根一体型と言っても太陽光が乗っているのはわかりますし、太陽光が乗っている時点で多少外観が損なわれているのは間違いないのでここは割り切って屋根と太陽光は別々にしておきましょう。
蓄電池はやはり元が取れない

よく聞く「蓄電池は元が取れるのか」という話なのですがこれについてはほとんどの場合、「蓄電池の費用を回収することは現状難しい」と言えるでしょう。
蓄電池は高額な設備で100万円前後の費用が必要です。さらにネックなのが蓄電池の寿命が大体15年という点で蓄電池の費用を回収するのは難しいと言わざるを得ません。
蓄電池の最大のメリットは昼間に太陽光で発電した電力を貯めておいて発電のない夜間にも電気を使用できる点にあります。こうすることで電気代を極限まで減らせることが可能になります。太陽光発電単体に比べて年間で2〜5万円ほどお得になるイメージです。
単純に計算するとわかるのですが15年経過しても蓄電池本体分の費用を賄うほどではありません。今後電気代が高騰していってかつ夜間に電気をより多く使用する家庭では元が取れる可能性が生まれますがその状況以外ではまだまだ実用性は薄いと言えるために採用には慎重になってください。もし市の補助金で50万円以上をもらえるのであれば蓄電池の採用はメリットもあることでしょう。
まとめ
ここまで太陽光発電を採用して元が取れるかどうかについてご紹介してきました。基本的に太陽光は費用対効果の得られる優れた設備ということができるかと思います。
記事内でもお伝えしたとおり、屋根材や設置面のちょっとした違いだけで後からの費用対効果を大きくできるかどうかが変わってきますので載せる際には必ず検討をしてほしいです。
将来的には電気代は今よりももっと高くなることが考えられますのでその対策という意味だけでも太陽光発電を設置しておくことにはメリットがあると考えます。効率を最大に引き上げ、設備費用を1年でも早く回収し、その後の家計のプラスに繋げていけるよう私的には太陽光発電設備の採用は是非ともおすすめします!!!

